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特殊詐欺防ぎ感謝状

<山陽新聞11月7日東備版>

 備前署は特殊詐欺被害を未然に防いだとして、セブンーイレブン備前伊部店に感謝状を贈った。同店の表彰は今年に入って2回目。

 同署などによると、10月6日、来店した備前市の70代女性が約4万円分の電子マネーを購入しようとしたため、応対した店長が用途を確認。パソコンの警告画面を消すために必要と答えたことから不審に思い、警察に通報した。

<山陽新聞11月13日岡山市民版>

 特殊詐欺被害を未然に防いだとして、岡山中央署は、備前市の会社員に感謝状を贈呈した。

 同署などによると、会社員は10月13日朝、立ち寄った岡山市中区のコンビニで、60代の女性客が電子マネー3万円分を購入後、その番号を電話で伝えようとしている姿を目撃。詐欺を疑い、女性に声を掛けさせてやめさせ、110番した。

 

 私が担当するサクラサイト事件でも、コンビニで購入した電子マネーによる被害も少なくない。

 ひどい事例では、数百万円~数千万円の被害に及ぶケースもある。

 電子マネーの購入額上限規制、販売の際の用途確認など、詐欺被害を防ぐための規制を進める必要がある。