全米の俳優ら16万人が加入する映画俳優組合(SAG)が14日、43年ぶりにストライキに踏み切った。動画配信の報酬や人工知能(AI)の利用をめぐり、経営側の団体と交渉が決裂した。
すでにハリウッドでは1万人以上が加入する全米脚本家組合(WGA)が5月からストを続けている。脚本家と俳優の同時ストに発展するのは63年ぶりだ。
トム・クルーズ氏の来日イベントも中止となった。(7月15日日経新聞電子版ほか)
ハリウッド俳優でさえ、団結権・団体交渉権・争議権を行使している。
いわんや一般労働者は、これら労働三権をあらためて認識し、積極的に権利行使していく必要がある。
労働組合や、労働組合の支援者、労働者側弁護士の役割は、今後ますます重要になってくるであろう。