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録音の確認検査「違法」 刑務所接見

 岡山刑務所で被告と接見し、職員からICレコーダーの録音の確認検査を強制されたのは、秘密接見交通権や弁護活動の自由の侵害に当たるとして、弁護人の小野智映子弁護士が国に損害賠償を求めた訴訟の判決で、岡山地裁は15日、法務省矯正局長通達に基づいて行われた検査は刑事訴訟法違反と認定した。賠償請求は棄却した。

 判決理由で森実有紀裁判長は、録音の確認検査は接見そのものに立ち会うことと同等の行為だとして「捜査機関などに接見内容を事後的にも知られない権利を保障した刑訴法に違反している」と指摘した。(4月16日付山陽新聞朝刊など)

 

 おかしいことはおかしいと主張し、きちんと戦った小野弁護士、小野弁護士を支えた弁護団の皆さんに敬意を表します。

 昨今、刑事手続のデジタル化の流れで、捜査機関側に有利な法改正が進んでいる一方、本来、「武器対等」であるはずの弁護側の手続保障が進んでいません。

 デジタル社会の進展を踏まえ、時代に合わなくなった通達等は見直し、少しでも「武器対等」を実現してほしいと思います。