改正民事訴訟法が5月21日に施行されたことに伴い、弁護士は民事訴訟における書面のオンライン提出が義務付けされました。そして、当面は、mintsシステムを利用することになっています。
このたび、早速、mintsによる訴状オンライン提出を行ってみました。提出や提出後の流れについてご紹介します。
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交通事故事件につき、地裁へ提訴(mintsの当事者入力フォームに記入し、「請求の趣旨と請求の理由」「訴訟委任状」をpdf添付。 オンライン提出が完了すると、mintsから自動的に「新規申立て完了」「ファイルアップロード完了」とのメールが届く。 そして、「裁判所による立件と事件への関連付けをお待ちください」とのこと。 |
入力の際は、随時、「保存」ボタンをクリックし、せっかく入力した情報が消えてしまわないように留意した。
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その後、何ら音沙汰なく、不安に。 |
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| 5/27 | 事件当事者設定完了とのmintsメール。ここで事件番号付与。手数料納付情報登録とのmintsメール。 | |
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書記官より、mintsの記録外領域に「事務連絡」のエクセルファイルが届く。期日の日程調整を記入し、mintsの記録外領域にエクセルファイルで返送する。 すると、裁判官から「命令」としてウェブ会議期日指定書が届く。 また、手数料をペイジーで支払う(ペイジーの納付期限が「通知日から5日以内」とされていました)。 証拠説明書と証拠をmintsにアップロード(被告に送達する書面は印刷して裁判所へ提出する必要があるため、現時点での証拠は1点(事故証明書)のみに)。 mints上の訴状、証拠説明書、証拠を印刷し、出力書面として裁判所へ郵送した。 |
裁判所がこれまで多用していたFAXを使用しない姿勢は評価できる。 他方、mintsからは次々とメールが届く(自分がアップロードした書面を閲覧印刷した際も)ので、メール管理が厄介か。 mintsの「記録外領域」と「主張」「証拠」「証拠説明書」タブを区別してファイルをアップロードする作業が手間が掛かる。 また、被告への郵送書面は裁判所に印刷してほしい(どうせ期日呼出状などは裁判所が印刷するはず)。
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今回は比較的単純な事件であるうえ、mintsによる訴状オンライン提出についても事前に練習をしていたため、何とかなったと思います。
しかし、私も含めmintsにまだまだ習熟していない弁護士が多いこと、本人訴訟でもmints利用可となっていることからすれば、形式不備の申立てが多く発生することが予想されます。
その際、書記官が弁護士や本人に連絡を余儀なくされるので、多大な負担になっていくものと思われます。
また、今後、TreeeSというシステム利用が予定されています。
民事訴訟デジタル化は前途多難な幕開けとなりました。
